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更新日:2016年3月18日

茨城県経済の輪郭線

平成28年3月18日掲載

産業連関表は,1年間の県内産業間の財とサービスの取引を表す統計です。平成23年茨城県産業連関表から県内の経済構造の特徴をスカイライングラフ(県の産業構造及び域外取引を高層ビルの稜線(輪郭線)に模した1枚の図として表したもの)を作成してみました。

グラフの横軸は各産業の生産額の構成比を表しますので,横幅が太い産業は構成比が高くなっているということです。

グラフの縦軸は,県内需要(100%)に対する県内自給率,輸移出,輸移入の割合を表しますので,縦が長いということは全体の需要額に比べて県内生産の比率が上回っていることを意味します。

図1.平成23年茨城県経済のスカイライングラフ

図1.平成23年茨城県経済のスカイライングラフ

県内では,飲食料品や化学製品,鉄鋼など製造業の構成比が大きく,生産用機械などは県内需要の2倍近くを県外へ輸出,移出していることがわかります。

一方,建設業や不動産ほかサービス業は性質上ほぼ県内で需給しているのですが,商業や情報通信,対事業所サービスは県外からの移入が多く,運輸・郵便では県外への移出が多くなっています。

図2.平成17年茨城県経済のスカイライングラフ

図2.平成17年茨城県経済のスカイライングラフ

平成17年表とは産業部門分類の定義が一部変更されているので正確には比較はできないのですが,機械類製造業の山の高さ(輸移出割合)や幅(生産額の構成比)が減少しています。

第1次産業,第2次産業の割合がやや減少し,第3次産業の割合が増加しています。

【参考】平成23年と17年を重ね合わせ

【参考】平成23年と17年のスカイライングラフを重ね合わせ

平成23年3月11日の東日本大震災では,本県においても甚大な被害が発生しました。県内の自動車向け半導体の世界的シェアを誇る工場が被災し,サプライチェーンを通じて全国・世界の自動車生産に影響を及ぼしたことが話題になりました。各産業はそれぞれ県内外の産業と相互に繋がっています。

産業連関表を使って,経済波及効果をはじめ本県産業・経済の分析を行うことができます。

平成23年の産業連関表は東日本大震災の影響分析など,今後,各種の分析等に活用されることが期待されます。

(グラフはスカイラインチャート作成ツール「Ray」を使用。)

参考

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