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報道発表資料

更新日:2020年6月25日

茨城県の経済動向(茨城経済四期報:令和2年1~3月期)

 令和2年(2020年)6月25日掲載

 目次

  1. 概況
  2. 主要経済指標

 

利用上の注意

  • この茨城経済四期報は,茨城県の経済活動の主要項目分野に着目し,これまで県で公表した主要経済指標データの数値に,国等他の機関のデータを加えた上で,四半期ごとに分析し,その概況をまとめたものです。
  • 茨城経済四期報は,定時的(四半期毎)に公表します。

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 1.概況

本県経済は,新型コロナウイルス感染症の影響により,厳しい状況にある

景況

(「景気動向指数」(県統計課)など)

  • 景気ウォッチャー調査3月実施による現状判断DIは20.6で,リーマンショックの影響が顕在化した時期(平成20年12月~平成21年3月)以来の低いDI値となった。
  • 企業短期経済観測(茨城県)3月は「全産業」の業況判断DI(「良い」回答社数構成比<%>-「悪い」回答社数構成比<%>)は-7で,前期比-1ポイントと4期連続の低下となった。
  • 景気動向指数(CI:平成27年=100)3月の一致指数は98.4で前月差-1.8ポイント,3か月後方移動平均値は99.4で前月差-0.1ポイントとなり,ともに3か月ぶりに低下した。
    基調判断は「悪化」を示している。
    • 国の景気動向指数3月の一致指数は88.8で前月差-4.9ポイントと2か月連続の低下,基調判断は「悪化」を示している。

生産…生産は弱含み

(「鉱工業生産指数」(県統計課)など)

  • 鉱工業生産指数(平成27年=100)は,3月は94.3で,前月比-4.4%と4か月ぶりの低下,前年同月比(原指数)は-3.2%と6か月連続で前年水準を下回った。
    四半期ベース(1~3月)では,前期比+1.0%の96.9と3期ぶりに上昇し,前年同期比(原指数)は-2.3%と2期連続で前年水準を下回った。
    • 全国の鉱工業生産指数3月は95.8で,前月比-3.7%と2か月連続で低下した。

消費…自動車新規登録台数及び勤労者世帯消費支出は共に減少傾向

(「商業動態統計」(経済産業省)など)

  • 百貨店・スーパー販売額3月の前年同月比は+1.9%と2か月連続で前年水準を上回った。
    四半期ベース(1~3月)では,前年同期比+1.4%と2期ぶりに前年水準を上回った。
  • 自動車新規登録台数3月は,前年同月比-6.3%と6か月連続で前年水準を下回った。
    四半期ベース(1~3月)では,前年同期比-10.3%と2期連続で前年水準を下回った。
  • 二人以上世帯の勤労者世帯消費支出3月(水戸市)は,前年同月比-9.5%と5か月連続で前年水準を下回った。
    • 全国の勤労者消費支出3月は,前年同月比-7.6%と2か月ぶりに前年水準を下回った。

民間設備投資…元年度は減少見込み,2年度は増加見通し

(「法人企業景気予測調査」(関東財務局水戸財務事務所))

  • 法人企業景気予測調査1~3月期調査結果では,元年度の「設備投資」は全産業で前年比-15.1%の減少見込みとなった。規模別にみると大企業は-16.7%,中堅企業は-1.0%,中小企業は-53.4%であり,業種別にみると製造業は+56.9%,非製造業は-32.3%の見込みとなった。
    また,2年度は全規模・全産業ベースで前年比39.8%の増加見通しとなっている。

建設投資…住宅投資は減少傾向,公共投資は増加傾向

(「建築着工統計調査」(国土交通省)など)

  • 新設住宅着工戸数3月は,前年同月比0.0%と9か月ぶりに前年並みとなった。
    四半期ベース(1~3月)では,前年同期比-5.0%と13期連続で前年水準を下回った。
  • 公共投資の動向を公共工事請負額からみると,3月は前年同月比+6.5%と2か月ぶりに前年水準を上回った。
    四半期ベース(1~3月)では,前年同期比+1.0%と6期連続で前年水準を上回った。

雇用・労働…雇用及び所得環境は弱い動きがみられる

(「県内の雇用情勢」(茨城労働局),「毎月勤労統計調査地方調査月報」(県統計課))

  • 新規求人数3月は,前年同月比-6.2%と4か月連続で前年水準を下回った。
    新規求職申込件数3月は,前年同月比-1.0%と3か月連続で前年水準を下回った。
    新規求人倍率3月は1.89倍と83か月連続で1倍を上回った。
  • 雇用保険受給者実人員3月は,前年同月比+15.9%と7か月連続で前年水準を上回った。
  • 常用労働者の現金給与総額(規模30人以上)3月は,対前年同月増減率-1.1%で4か月ぶりに前年水準を下回った。

前回(令和元年10~12月)の茨城県の経済動向概況

「本県経済は,持ち直しの動きに一服感がうかがわれている」

 参考:同時期の国内経済の動向(内閣府「月例経済報告」令和2年5月28日)

総論(我が国経済の基調判断)

景気は,新型コロナウイルス感染症の影響により,急速な悪化が続いており,極めて厳しい状況にある。

  • 個人消費は,感染症の影響により,急速な減少が続いている。
  • 設備投資は,このところ弱含んでいる。
  • 輸出は,感染症の影響により,急速に減少している。
  • 生産は,感染症の影響により,減少している。
  • 企業収益は,感染症の影響により,急速に減少している。企業の業況判断は,感染症の影響により,急速に悪化している。
  • 雇用情勢は,感染症の影響により,弱さが増している。
  • 消費者物価は,横ばいとなっている。

先行きについては,感染拡大の防止策を講じつつ,社会経済活動のレベルを段階的に引き上げていくが,当面,極めて厳しい状況が続くと見込まれる。金融資本市場の変動等の影響を注視する必要がある。

「茨城県の経済動向(茨城経済四期報)」の判断比較

個別項目

前回報告:令和元年10~12月期
(令和2年3月公表)
今回報告:令和2年1~3月期
(令和2年6月公表)

概況

本県経済は,持ち直しの動きに一服感がうかがわれている 本県経済は,新型コロナウイルス感染症の影響により,厳しい状況にある

生産

生産は弱含み 生産は弱含み

消費

百貨店等販売等及び勤労者世帯消費支出は共に弱含み 自動車新規登録台数及び勤労者世帯消費支出は共に減少傾向

民間設備投資

元年度は減少見込み 元年度は減少見込み,2年度は増加見通し

建設投資

住宅投資は減少傾向,公共投資は増加傾向 住宅投資は減少傾向,公共投資は増加傾向

雇用・労働

雇用及び所得環境は持ち直しの動きが続いている 雇用及び所得環境は弱い動きがみられる

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政策企画部統計課企画分析

茨城県水戸市笠原町978番6

電話番号:029-301-2642

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